1.セレックのソフトウエアを立ち上げます。
2.新規患者様のデータを登録します。患者様の氏名、生年月日、カルテ番号および担当歯科医師を入力します。
3.新規症例の追加をします。まず、単冠あるいはブリッジを選択します。次に修復タイプからクラウンを選択します。設計方式はバイオジェネリックを選択、使用するマテリアルのメーカーと種類を選択します。
4.モニターを観ながらカメラを使った光学印象の採得を行います。
5.光学印象は咬合面、頬側、および舌側の撮影を行い、形成歯、対合歯、頬側のバイト情報を入力します。
6.デジタルマウントは、上下の対合関係を頬側のバイトからソフトウエアが自動的に合成します。
7.模型軸の設定はプレートに模型を置き、咬合平面および矢状面からも軸の検討を行います。
8.形成歯のトリミングを行います。
9.形成歯のマージンを入力します。(本来は、メタルコアをファイバーコアに換えます。)
10.アンダーカットのないように挿入軸を設定します。
11.修復物の編集を行います。水色の薄いところを厚くします。また、コンタクトの強さなどを決めます。
12.ミリングをする時のスプルーの位置を決定し、ブロックサイズを決め、オムニカム(PC)とミリングマシーンを接続します。
13.ブロックをミリングマシーンに装着し、矢印を押します。そうすると、ミリングが開始されます。
14.ミリングマシーンに残りの切削時間が表示されます。7分25秒で出来上がります。
15.出来上がった修復物のスプルーを切り、研磨を行い、完成させます。
1~15まで約35分かかりました。
セレックのPCおよびミリングマシーン操作手順
歯科臨床
- 2016年6月28日