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診療案内

矯正治療

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私自身の経験が、矯正治療を手がけるきっかけとなりました。

私が子どもの頃、この町には矯正歯科医院がなく「八重歯を治したい」と相談したところ、すぐに八重歯を抜歯されました。歯並びが悪く、口元に自信を持てないことのつらさと、きちんとした矯正治療を受けられなかった悔しさから、私は矯正歯科医を目指しました。

 

歯並びが悪いと起こる、悩みやトラブル

・口元の形が悪くなる
・発音が明確でないので、人前で話すことが苦手になる
・よく噛めないので顎の発育が悪くなり、胃腸障害も起こりやすい
・歯ブラシが届きにくいので、虫歯や歯周病になりやすく、口臭も起こりやすい
・顎関節症の原因となることもある
・口を閉じにくいので口呼吸になりやすい
・歯を折ったり、ケガをしたりする原因にもなる
・笑顔に自信が持てず、コンプレックスになる

 

歯並びが悪いと、人前で話すことや笑うことがおっくうになり、消極的な性格になりがちです。しかし矯正治療で歯並びがきれいになると、笑顔に自信が持て、明るく積極的になる方をよくみてまいりました。一人でも多くの方の歯並びのお悩みを解消することが当クリニックの願いです。

矯正治療中に虫歯ができたり歯周病にかかってしまったりした場合も、当クリニックで速やかに対応します。口腔内全体を考えたトータルな診療で、きれいな歯並び、美しい口元を手に入れるお手伝いをいたします。

小児矯正

CHILDREN’s ORTHODONTIC

歯並びに問題が起きることが予想されるお子さんの場合、幼児期から定期的にお口の中の診察を行い、お子さんに合った矯正治療をご提案します。

たとえば、乳歯列から矯正治療をして乳歯列の歯並びが治っても、必ずしも永久歯の歯並びが良好になるとは限りません。矯正治療は、永久歯列の噛み合わせをつくることが目的です。

また過去の経験から、通院期間が長くなると、お子さんやお母さんが飽きる傾向にあります。従って、当クリニックでは永久歯列での矯正を重視しています。小さいときから、かかりつけ歯科としてお付き合いさせていただくことで、矯正治療もスムーズに進むのが特徴です。

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成人矯正

ADULT ORTHODONTIC

成人とはいえ、中には60代で矯正治療を希望される方もいます。いくつになられてもきれいになりたいお気持ちは同じです。

矯正治療は、子どもだけでなく、大人でも行うことができます。歯と歯を支える歯周組織が健康であれば、基本的に年齢制限はありません。

しかし、成人矯正は、治療期間が予想より長くなる方、ブラックトライアングルができる方、歯根吸収が起こる方がいますが、このような危険性についてよく患者様とお話ししてから矯正治療を開始しています。また、小児矯正と比べて成人矯正の場合に後戻りがしやすい特徴があります。本クリニックでは、過去の臨床経験から、後戻りしやすい患者さんには保定や固定の重要性をお話しし、きれいな歯並びを守れるように努めます。

好ましくない
歯並びの例

IRREGULAR TEETH EXAMPLE

矯正治療の流れ

FLOW FOR THE TREATMENT

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STEP1.
初診相談
問診や口腔内の診査を行い、矯正の開始時期、使用する矯正装置、治療期間、治療費について、説明を行います。後日、矯正を行いたいという意思を電話等で確認の上、資料採取(検査)を行います。
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STEP2.
資料採取(検査)
矯正治療を始める前に、歯列の模型、顎および歯全体のX線写真、お顔のX線写真、顔面写真、口腔内写真など診断に必要な資料を採取します。
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STEP03.
診断結果報告
検査の結果に基づいて、治療計画、治療方法、矯正治療の進め方、治療期間の目安、治療費などについて詳しく説明します。矯正装置には、自分で取り外せる装置、治療が終了するまで外せない固定式の装置、お口の外に装着する装置などがあります。
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STEP4.
治療開始
矯正治療中は、プラーク(歯垢)をきれいに除去し、虫歯を作らないことが重要です。そのため、装置が入る前にブラッシングの指導をし、良好なプラークコントロールの状態を確認してから装置を装着します。
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STEP5.
治療期間中
治療中は月に一度来院いただき、定期的に装着中の治療ワイヤーの交換や調整、口腔内のチェックを行います。毎回ワイヤーを外した際に歯垢の染め出しを行い、磨き残しを確認してから歯面研磨を行います。小さいお子さんの場合には、夜寝る前に塗るフッ素ペーストをお渡しします。
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STEP6.
治療後の後戻り予防(保定)
矯正治療後は、きれいになった歯並びを保ち、周りの骨が落ち着くまで保定装置を装着します。数か月~1年に一度の来院が必要です。
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さまざまな矯正治療

VARIOUS ORTHODONTIC

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
(日本矯正歯科学会HPより引用)

1)最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間で慣れることが多いです。
2)歯の動き方には個人差があります。予想された治療期間が延長する可能性があります。
3)装置の使用状況、定期的な通院等、患者さんの協力が治療結果や治療期間に影響します。
4)治療中は、装置で歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
丁寧な歯ブラシ、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
5)歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。
また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
6)ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
7)ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
8)治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9)治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」など顎関節症状が出ることがあります。
10)様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11)歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
12)矯正装置を誤飲する可能性があります。
13)装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14)装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
15)装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) をやりなおす可能性があります。
16)あごの成長発育により歯並びが変化する可能性があります。
17)治療後に親知らずが生えて、歯並びが悪くなる可能性があります。
加齢や歯周病等で歯を支える骨がやせると歯並びが変化することがあります。
その場合、再治療等が必要になることがあります。
18)矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。