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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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味覚障害を日常生活で予防する方法と対処法

歯科に関して

日常生活で味覚障害を予防する方法
①バランスの良い食生活で亜鉛不足を防ぐ
1日に必要な亜鉛の量は約15mgですが、日本では多くの人が不足しているといわれています。
魚介類のカキをはじめ、ごま、海藻、大豆、ブロッコリーなど亜鉛を多く含む食品を積極的にとり、できるだけ添加物の少ない食事を心がけましょう。
また、摂取した亜鉛が効果的に働くためには、日頃からビタミンやミネラル、たんぱく質をバランス良くとることも重要です。
味覚障害の対処法
①病院で診察を受ける
味覚障害は歯科で対応できる場合もありますが、専門的な検査や治療は主に耳鼻咽喉科が行っており、味覚専門外来を設けている病院もあります。
倦怠感や立ちくらみ、口が渇く、食欲不振などの症状をともなう場合は、内科を受診しましょう。
また、他の疾患で治療を受けている人は、主治医に相談してみましょう。
味覚について、年をとるとあっさり味好みになるのはなぜでしょうか?
昔はこってりとした、濃い味つけの食べ物が好きだった人も、年をとるにつれてあっさりしたものを好むようになります。
これは、唾液が減ることででんぷんを分解する酵素の働きが低下したり、入れ歯のために噛むことが苦手になったりして、消化能力が衰え、胃に負担の少ない食べ物を好むようになるからです。
また、エネルギー代謝が衰えて汗をあまりかかなくなるため、若い頃に比べて塩分の必要量も減ります。
高血圧や糖尿病などの食事療法として塩分や糖分などに制限がある生活をしていることも、味覚の嗜好の変化に影響しているのではないかといわれています。