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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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日本とアメリカのホワイトニングについて

歯科に関して

アメリカと日本のホワイトニングの違いについてお話しします。
なぜ、アメリカでは積極的にホワイトニングが行われるかというと以下のような理由が考えられます。
まず、キスが挨拶がわりに行われる文化であるため、当然、人との距離が近づき、日本以上に歯の綺麗さや口臭の有無が問われます。
また、強力なホワイトニング剤が手軽に手に入る環境にあります。私たち日本の医療関係者もアメリカのホワイトニング剤を使用しています。
つまり、日本では歯科医院でしか施術できない過酸化水素・過酸化尿素10%以上の強力なホワイトニング剤も、自己責任のもと、個人でも気軽にスーパーなどで購入できます。
そのため、アメリカではホワイトニングを歯科医院でやる必要がほとんどないのです。
さらに、日本のように国の医療制度がないため、虫歯などの治療費が高額になることです。そのため、歯をいかに白く、健康に保つかに関心が高いのです。
例えば、アメリカでは、半年に1回ほどチェックアップと呼ばれる歯医者で行う歯のクリーニングや虫歯チェックを習慣化している人がほとんどです。
 一方、日本の歯科事情はホワイトニング先進国アメリカとは随分違います。
日本とアメリカのホワイトニング事情の違いは、日本では、アメリカのスーパーで売られているような酸化水素・過酸化尿素10%以上の強力なホワイトニング剤はなかなか認可されません。
認可されたとしても、そのような強力なホワイトニング剤が使用できるのは歯科医院での施術のみです。
 そのため、日本で本格的なホワイトニングを行おうと思えば、歯科医院に通院する必要があり、自宅で手軽にホワイトニングを行えるアメリカよりも、どうしても敷居が高くなってしまいます。
また、虫歯治療も国民の医療制度が充実している日本ではたとえ虫歯になっても、充実した健康保険制度のおかげでアメリカと異なり、安い医療費で虫歯を治療することができます。
そのため、歯に関する予防治療(歯のクリーニングやチェックアップ)がおろそかになりがちです。
しかし、最近では女性雑誌等でホワイトニングが取り上げられる機会もあり、ホワイトニングを希望し来院する人が増えました。
そして、男性と女性の比率は1:5で圧倒的に女性が多く、年齢では高齢者もいますが、若い20~30歳台の方が多い傾向にあります。
次回は、本クリニックで行っているホワイトニング時の注意点をお話しします。