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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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唾液腺マッサージ

歯科に関して

唾液の分泌低下は口腔乾燥症の状態を呈し、唾液による殺菌・粘膜の保護作用などの機能が低下します。
また、唾液の減少により虫歯が多発し、歯周病を悪化させ、口臭、入れ歯による痛み、味覚異常、嚥下がしにくくなるなど、様々な症状が現れてきます。
さらには、口内炎の原因にもなるのです。
唾液分泌を促進するには唾液腺マッサージが有効な対処法です。
人の顔面には3つの大唾液腺が存在します。耳下腺・顎下腺・舌下腺です。
唾液腺マッサージ改変.jpg
1.耳下腺(じかせん)への刺激(左の図参照)
人差し指から小指までの4本の指をほおに当て、上の奥歯のあたりを後ろから前へ向かって回す。(10回)
2.顎下腺(がっかせん)への刺激(中央の図参照)
親指をあごの骨の内側のやわらかい部分に当て、耳の下からあごの下まで5ヶ所くらいを順番に押す。(各5回ずつ)
3.舌下腺(ぜっかせん)への刺激(右の図参照)
両手の親指をそろえ、あごの真下から舌を突き上げるようにゆっくりグーッと押す。(10回)