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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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歯科におけるインシデント

歯科に関して

かつては、事故が発生する一歩手前の状況(ヒヤリハット)がインシデントと呼ばれていたのですが、事故などが発生した後でもほっておけば被害は拡大していくため、現在では事故も含めてインシデントと考えられています。
患者接遇時のインシデントが統計的な数で言えば、一番多いのです。
受付の態度・対応の不満、予約時間・診療開始時間に対するクレーム、治療費に対する不満・領収書の発行や記載内容についての不満などがあげられます。
本クリニックでも受付を2名に増やして、トラブルがないように勤めています。
インフォームドコンセントは、私や衛生士の説明不足や同意不備、また患者や家族が納得していない状況での診療が挙げられます。
私どもでは、自費の治療の際(矯正治療やインプラント)に毎回患者様に誓約書を書いてもらい、それから治療をすることはしていません。
患者様と先生の信頼関係で治療を行っているので、法律的には同意書が何かあった場合に先生側に優位になるにしても今のところもらっていません。
というのは、私どもでは積極的に自費治療を勧めることをしていないからです。
過去に、ある小学生が学校健診で歯並びが悪く、治療の勧告を受け、来院しました。
学校から勧告の書類を持ってきたので矯正治療の説明をしようとしたら、母親からうちの子は歯並びには問題ありませんと言われて、唖然としたことがありました。
つまり矯正治療は自費でお金がかかるので、難しい問題であると再認識させられました。
次に多いのが、誤嚥や誤飲です。
私どもでも注意をしてインレーやクラウンの調整を行っていますが、誤ってこれらを誤飲させたことがありました。
誤嚥ですと気道の方に入り、大変なことになります。すべては誤飲で、最終的にはウンチで出てきます。
もし、気道の方に入れば患者様は異常にせき込み、治療ができない状態になります。
おかげさまで、開業27年間誤嚥はありませんが、何度かX線写真を撮り、確認したことはありました。
最近、テレビや新聞等で報道されているインブラント事故が問題になっています。
自費で金額が高いことが訴訟問題になりやすいのです。
インプラントは一生ものではありませんが、予後は年々良くなっています。
テレビでインプラントの事故が放映されると、一時的にインプラント希望の患者様が減ります。
しかし、インプラントを希望して来院する患者様の多くが、私どもでインプラント治療を行った方からの紹介なのですぐに増加するということを繰り前してきました。
しかしながら、私たちは常にリスクと隣り合わせの毎日です。事故が起こらないように、リスクを発見、リスクの予測と回避に力を入れていきたいと思います。

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