loader image

HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

知覚過敏の治療

歯科に関して

知覚過敏は神経を抜けばしみなくなります。しかし、神経を抜かないで治療する場合、完全に症状を取り除くことができないこともあります。
一番大切なのは知覚過敏かなと思ったら、1日も早く歯科医に行って診察を受ける事が大切です。
自宅では、知覚過敏用の歯磨き粉を使用することも一つの手段ですが、知覚過敏用の歯磨き粉を使用しても効果がないという人もいます。
私は歯磨き粉の使用回数、例えば1日3回磨く人はそのうち2回は歯磨き粉を使用しないことを薦めています。
このようにすることでかなり改善される人がいます。そのような人は歯磨き粉の使用量の多い方です。
私のクリニックでは、フッ素のイオン導入や薬の塗布・コーティング材を使用しています。
知覚過敏はエナメル質が傷つき削れ、象牙質が露出し、象牙質に刺激が加わる事で歯がしみる症状へ繋がるため、露出した象牙質を薬で覆う事によって外部からの刺激を遮断し、歯がしみる症状を抑える効果が期待できるのです。
この場合に使用される薬の代表的なものが、フッ化物が配合された薬ですが、レジン・歯科用セメントなど、薬ではなく物理的に象牙質をカバーするコーティング材を使用することもあります。
ちなみに薬の塗布の場合、1回だけでなく、数回塗布しなければ効果を得られない事もあります。
また、その間に歯の再石灰化がうまく進めば、薬の効果がなくなったり、コーティング材が擦り減ってなくなってしまっても歯がしみる症状は出なくなり、結果、知覚過敏が治ることも十分期待できるのです。
ナイトガード(マウスピース)は知覚過敏の原因が歯ぎしりの場合に使用します。
ナイトガードは歯ぎしりを直接、治す事はできなくても、歯をカバーすることで、歯ぎしりによるエナメル質、歯周組織の破壊を防ぐ治療が行われます。
また歯ぎしり同様、知覚過敏の原因となる悪い咬み合わせの場合は、歯を削って咬み合わせをよくする咬合調整が行われます。
歯周病などの歯周疾患が原因で知覚過敏が起こっている場合は当然、その歯周疾患を治さなければ知覚過敏も治りませんので、知覚過敏の治療と併せて歯周疾患の治療が行われます。
特に歯周病になると歯茎が下がり、象牙質が露出しやすくなるため歯がしみる知覚過敏の症状が出やすくなりますので、歯垢・歯石を徹底的に除去し、歯周病を根気強く治療するだけでなく、知覚過敏も根気強く治療していかなければなりません。
また、最近ではエルビュウムヤグレーザーや炭酸レーザーにより知覚過敏の治療が行われていますが、100%改善できるものではありません。
最後に、様々な治療を試みても効果がない場合は、仕方なく神経を抜く処置が行われます。

Share on facebook
Share on twitter
Share on pinterest
Share on pocket