舌ブラシとは、舌の上を擦ることで舌苔を落とす道具です。
舌の上には舌乳頭という細かい凸凹があり、汚れが溜まりやすい構造になっています。
この舌乳頭に付着する白や黒、または黄色の苔状の垢をとる道具です。
①舌苔の取り方は鏡を見ながら舌を思いきり前に突き出して、舌苔がついている箇所を確認してください。
②舌ブラシによる舌苔の取り方は舌ブラシを水に浸した後、鏡で見える最も奥に軽くあて、手前に引いてください。
③決して力を入れ過ぎないようにしてください。また、この時に息を数秒間止めながら行うと、嘔吐反射が出にくくなります。
④舌ブラシの保管は、先を水道の水でよく洗い、舌ブラシの先に汚れがついてこなくなるまで、繰り返してください。
⑤1日の舌みがきの回数は、起床時の1回で結構です。それ以上行うと、舌の粘膜を傷つけるおそれがあります。
⑥舌に傷があるときは、舌清掃は控えましょう。歯ブラシで舌を磨くと傷つけることがありますと言われています。
以上が舌苔ブラシ使用の注意点です。
舌苔を取るブラシの存在は、舌苔が口臭の大きな原因であると認識されるようになってからです。
そして、舌を傷つけると余計に舌苔が溜まりやすくなるので、舌を傷つけないようにシリコンなどで出来ている製品が多いようです。
丁寧に舌ブラシで清掃を行うこと、逆に傷つけると余計に舌苔が溜まりやすくなるので朝1回でよいことがポイントです。
私自身はインプラントの手術前のスケーリングで舌の清掃を歯科衛生士に普通の歯ブラシで行わせています。
つまり、私自身は普通の歯ブラシで丁寧に行えば、わざわざ舌ブラシを買って行わなくても普通の歯ブラシで問題ないと考えている人間です。
舌ブラシによる舌苔除去?
歯科に関して
- 2017年12月11日