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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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掌蹠膿疱症と歯科

歯科に関して

掌蹠膿疱症は、皮膚病の一つで手掌・足底に無菌性の膿疱が反復して出現するそうです。
基本的に慢性難治性の疾患で膿疱性乾癬とも類似していますが、区別されているそうです。
そして、40代以降に好発し、膿疱の好発部位は母指球部と小指球部、土踏まずと踵で痒みを伴うそうです。
悪化すると日常生活に支障を来すほどの痛みを生じるそうです。
手掌・足底に多数の膿疱が両側に急に出現し、しばらくするとガサガサになり、こういった経過が寛解、増悪を繰り返すそうです。
約10%に胸肋鎖骨関節、脊椎に関節炎を併発すると言われています。治療は、局所にはステロイド外用剤やビタミンD3外用剤を使用するそうです。
歯科との関連として、虫歯・歯肉炎などの歯性病巣や、歯科用金属やアクセサリーなどに含有するプラチナによる金属アレルギーの関連性が指摘されています。
そのために口腔以外に原因が考えられない場合に歯科に来院する傾向があるようです。
過去にも何人か皮膚科や内科科から紹介され来院しました。
前回来院した患者様は以前に口腔白板症を経験され、切除手術を受けた患者様ですが、オルソパントモX線写真では歯周病、根尖病巣などの問題はありませんでした。
また、保険のクラウンやインレーが装着されているものの、かなり昔から入っていたもので原因と考えにくいと感じました。
症状が現在はそれほどひどくないということで経過をみることとしました。
今回の患者様は皮膚科に通院していて、種々な検査を行い、原因が口腔以外考えられないという判断で、東京女子医大の口腔外科で歯科用CTならびにオルソパントモX線写真の撮影を行い、26の根尖病巣が原因と思われるので抜歯をしてもらってくださいという指示で本クリニックに来院しました。
そこで、その皮膚科に今後も通院するというので指示通り抜歯をしました。
今後、患者様の症状がどのように改善されるのか経過をみたいと思います。

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