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HISA DENTALCLINIC
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口臭(3)小児の口臭

その他

今日は小児の口臭についてお話しします。
①歯磨きが不十分で歯の間に食べかすが残っていると、それが歯垢となり、口臭の原因となります。
歯磨きを徹底的に行うことで口臭を改善しましょう。
②比較的大きな虫歯が存在する場合に、口臭の原因になります。
歯医者さんでしっかり治療しましょう。
③離乳が早すぎて口周囲の筋肉の発達が不十分だったり、あるいは出っ歯の悪い歯並びのために、いつでも口が開いたままの人がいます。
こんな人は、口が乾燥して、風邪などの感染症にも罹患しやすく、口臭の原因にもなります。
場合により矯正治療が必要です。
④鼻詰まりを生じさせるアレルギー性鼻炎や蓄膿症になると、鼻で呼吸しづらいので口呼吸となり、口臭の原因となります。
耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。
⑤ウイルス性の風邪が口臭の原因となる場合があります。
つまり、胃腸系のウイルスの風邪だと、なかなか食べ物を消化できないために胃の中で発酵してしまい、においの元となる物質を発生してしまいます。
内科のお医者さんに診てもらいましょう。
⑥現代はストレス社会と言われますが、子供も例外ではありません。
むしろ抵抗力が弱いという意味では、よりストレスの影響を受けやすいのです。
つまり、胃腸の働きが影響を受け、消化機能が低下することで口臭が発生します。
また、全身の免疫機構が弱まると先にお話ししたアレルギー性鼻炎や風邪などの病気を引き起こし、口臭につながりやすいといわれています。