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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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口臭(2)口臭の変動

その他

今回は口臭の変動についてお話します。
口臭は生理的な場合も、病的な場合も一日中変動しているのです。
起床時はmorning breathと呼ばれるように、誰でも口臭は認められ、一番臭い状態になります。これは睡眠中に唾液の分泌が減り、口腔内細菌が増加するためです。
そして、朝食・歯磨きで口臭はゼロ近くまで減少し、再び昼食前や夕食前のお腹がすく時間帯に、一気に上昇します。つまり、2番目に口臭が強くなるのは食事の前です。 
一般的には、食後しばらく口臭は低下しますが、時間とともにふたたび増加します。
すなわち、食事をすると唾液が分泌され、口腔内の剥離上皮や滲出液由来の白血球など、口臭の原因となる物質cを飲み込むことで、一時的に口臭が減るのです。
また、口臭が変動する要因の一つとして、恐怖映画を見て緊張したりすると唾液の量が減り、口臭が強くなるそうです。
また生理の時も口臭が変動する可能性が指摘されています。