loader image

HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

口臭(1)口臭と口臭の測定

その他

通常口臭がある場合には、口腔内からの生理的口臭、歯科・口腔領域の疾患由来、耳鼻咽喉科領域の疾患や内科疾患などを疑います。
しかし、口臭を訴える患者様の中には、客観的口臭(第三者が不快と感じない)が感じられないにもかかわらず、口臭があると確信している人が意外と多いのには驚きます。
従来から口臭は、口からの呼気臭が第三者に不快を感じさせるものと定義されてきました。
しかし、第三者に不快を与える口臭でなくても、本人自身口臭があると信じて疑わない場合も含めて考える必要性があるようです。
つまり、精神的な原因による場合が比較的多いようです。
このようなケースは人と接する機会の多い働き盛りの30代や40代に多いと感じています。
また、高齢でも口臭を訴える方がいます。たとえば、家内から口臭が酷いから歯医者さんで診てもらうように言われて来院する方もいます。
また、高齢になり、口腔乾燥症や唾液の分泌が悪くなるシェーグレン症候群の方などが口臭を訴えて来院します。
口臭の測定には、ガスクロマトグラフ、簡易型ガスクロマトグラフ(オーラルクロマ)、簡易型サルファイドモニター(MSハリメーター)などがありますが、一度に何十種類もの臭いを同時に測ることはできないこと、また高価な点が臨床応用の問題です。
安価なタニタのブレスチェッカーは呼気成分のガスを総合的に評価するものです。わたしのクリニックではこの簡易測定器を用いて口臭測定を行っています。
従って口臭の分析は不完全ですが、患者様の動機づけには十分だと考えています。

Share on facebook
Share on twitter
Share on pinterest
Share on pocket