茨城県歯科専門学校では、今年から歯科衛生士科卒業就職ガイダンスを行うということでした。
例年ですと新卒者の求人票を専門学校に送って終わりでした。
ガイダンスを実施する理由として、新卒者の早期転職・退職が目立ってきているということでした。
そのため、医院側と新卒者の相互理解をよくすることを目的とし、昨年から新卒者個人が、医院に直接電話をして面接のアポイントをとるようにしているということでした。
このようにすることで、少しでも新卒者と医院との接点を増やしたいという考えのようです。
恐らく、このガイダンスという試みは、征矢校長の発案と思われます。
ガイダンスは歯科医院の自己紹介(医院の場所、スタッフ構成、診療内容等)・求人説明など5分程度パワーポイントを使用し説明、その後各ブースで個別に学生の質問に対応するということでした。
私自身は、今年東京で就職したいために退職する衛生士がいるため、来年は是非とも新卒者の歯科衛生士がほしいので、ガイダンスに申し込みました。
私はこのガイダンスに関して賛成派ですが、パワーポイントでプレゼンテーションしたことのない先生もおります。
このような先生方は求人票だけ送ってガイダンスに参加できないことになり、ますます歯科衛生士の求人が困難になる可能性があります。
また、なかには動画等を使用し、派手な求人をする医院も出てきて、新卒者の目を奪ってしまうことも考えられます。
今年はプレゼンテーションをすると決めたので仕方ないですが、来年からはプレゼンテーションなしで、各ブースの医院での新卒者に対する求人の説明をする形式にしたほうが良いと思われました。
歯科衛生士科卒業就職ガイダンス
歯科に関して
- 2017年9月14日