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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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睡眠時の姿勢

歯科に関して

2か月前、睡眠時無呼吸症候群の方で、シーパップ(CPAP)を使用していたが、どうも合わないので口内装置(OA) を作ってほしいということで、下顎を前方位に位置付けたOAを製作しました。
その患者様が1か月後来院時に、OAはどうでしたかと尋ねると異物感が大きくダメだったと話していました。
しかし、横向きで寝るようにしたら、いびきが出なくなったと家内が話していたので、最近は何も付けず横向きで寝ていますということでした。
このように、横向きで寝るといびきを防止し、改善、解消することが期待できる場合もあります。
つまり、仰向けに寝ると、睡眠時無呼吸症候群の方は重力の関係で舌根が沈下して、舌が気道に落ちやすくなり、気道が狭くなってしまいます。
一方、横向きに寝ると、舌根沈下が起こっても舌は横におちこむので気道を塞ぎにくくなります。
このことから横向きに睡眠をとることは、いびきや無呼吸の原因が舌根沈下の人には有効だと言えます。
では、睡眠時の姿勢について考えます。
うつ伏せ寝は胸部に長時間強い圧迫を与えるため、非常に危険です。加えて、うつ伏せ寝は全身の骨格のゆがみ、腰痛、O脚などを引き起こす原因にもなります。
横向き寝は、舌の落下が起きにくいため、睡眠時無呼吸症候群の方や、妊娠中の方に適した寝姿勢です。
また、消化器系の不調を抱えている方は、右半身を下にすると腸の働きを助けることができます。
貧血体質の方は、心臓がある左半身を下にすると全身の血液が心臓に戻りやすくなります。
ただし、横向きでひじ枕をしたり、不自然に腕や脚を曲げたりしたまま寝続けると、血流が悪くなりしびれを引き起こします。
仰向け寝は、血液が無理なく全身を巡るため、血栓ができにくい健康的な寝姿勢といえます。呼吸が深くなり、寝返りも打ちやすく、良質な睡眠に適しています。
ただし、枕が高すぎて首が曲がっていたり、寝具が柔らかすぎて腰が沈んでいたりすると負担が掛かるため、身体に適した寝具選びが重要です。
仰向け寝の際には、手足は広げた状態が理想的です。手足を広げるとスムーズに放熱を行うことができ、深部体温が下がるため、寝つきが良くなるのです。
組んだ両手を胸やお腹の上にのせると眠りが浅くなったり、悪夢を見やすくなったりするため注意してください。

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