長崎の象徴である「平和祈念像」近くの坂道の途中に、2畳1間の小さな木造の住居があります。白血病に倒れ、病に伏しながらも、実質4年半で17冊の著書を残したこの住まいを、永井博士は『如己堂(にょこどう)』と名付けたそうです。「己の如く人を愛せよ」というキリストの言葉からとったもので、多数の死傷者を出した爆心地近くの浦上地区の人々の心を忘れず、自分もその愛に生きようという意味が込められているそうです。また、隣接する長崎市永井隆記念館の館長を務めているのがお孫さんの永井徳三郎氏だそうです。今回はバスの車窓から撮影しました。
旅情報 その574.平和公園 長崎(5)
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- 2023年3月24日