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HISA DENTALCLINIC
DIRECTOR’s BLOG

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歯周治療においてEr:YAGレーザーを効率よく活用する

歯科に関して

先日、(株)モリタ主催の講演会があり、出席しました。
ポケットの治療において、Er:YAGレーザーは歯石除去、殺菌効果、無毒性、歯根面と歯肉内炎症物質除去および生体刺激効果(LLLT)があるということでした。
また、インプラント周囲炎にも応用できるが、低い出力でないとインプラント表面が溶けるので注意をするようにと医科歯科の青木先生のお話しでした。
津久井先生は、新しく発売された歯周病用PS600Tチップの使用法についてお話ししました。
根面に対して、7~30°の角度で挿入し、上方から下方へ横に動かしながら照射する。照射条件は10~20pps、30~80mjで行うということでした。
また、これは歯根面ばかりでなく、内縁上皮の肉芽組織をとることを同じ条件で行えるということでした。
すなわち、SRPが終了した時に、歯根面に照射するだけでなく、内縁上皮の肉芽除去にも応用するとさらに効果がありそうなことがわかりました。
また、私自身はメインテナンス時も同じ条件で照射していましたが、10~20pps、30mjと少し弱くして使用すること、また、一度照射したら、3~4週間は付着を壊す恐れがあるので照射しないということでした。
篠木先生は新しいチップについて説明しました。ACS600Fは硬組織用のチップでこのベースはC600Fで水が適切に出るようにつくられていて、少しバキュームを離して吸水する必要があるということでした。
また、篠木先生はACS600Fをインプラントの2次手術の歯肉切除に使用しているということでした。
PS600Tは歯周治療用のチップで、特に臼歯部や遠心面に使用しやすく、メラニンの除去にも応用できるということでした。
出力は最大70mjということでした。このチップを私は一番使用いています。ということは壊れにくいということです。
R600Tはインプラント用のチップで、ほとんどのチップの照射方向が縦方向なのに、唯一横へ広がり、側方を利用する。注水のみにして(エアーを切る)、振動を利用する。水を貯めて待つ感じだそうです。
  
薄井先生は矯正治療での応用について話されました。矯正治療の疼痛を20pps、30mjで照射して疼痛の軽減を図るというものですが、どの程度の効果があるかわかりません。
また、レーザーエッチングによりプラスブラケットの接着を行っていましたが、引っ張り強さなどデータとしては示されていません。
最後に、中根先生がメラニンの除去の変遷について話されました。
麻酔無しで行うこと(麻酔をしたとしても表面麻酔であること)、照射条件は20ppm、50mjで行い、チップはC800F,CS600Tを用い、歯肉に対するチップの角度が大きいと深いメラニンの除去、角度が小さいと浅いとメラニンの除去になるということでした。
レーザー

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