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チタンベースを用いたインプラントアバットメントおよび上部構造の製作(4)

その他

今回はセレックのプレミアムソフトによる36の単独歯のインプラントのアバットメントおよび上部構造(セメント合着タイプのクラウン)の製作についてお話しします。
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36はブローネマルクMkⅢの直径4mm、長さ11.5mmが埋入されています。
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対合関係を確認しますと、チタンボディーが対合とほぼ咬合しています。チタンボディーの高さはプラットホームから7mmです。恐らく、2ピースで製作するにはクリアランスが7mm必要と思われます。
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アバットメントのフレームワークの条件を決定します。アバットメントのブロックはSironaのinCoris ZI meso Lを使用しました。
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アバットメントと上部構造の関係を確認します。モニターではアバットメントの高さが少ないので、アバットメントを上方や外側に広げます。
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削り出されたカスタムメイドのアバットメントとチタンベースを接着後、模型に装着しネジ穴を技工用シリコンで埋め、クラウンの製作に入ります。
ブロックはデンツプライ三金のCeltra Duo(e-max)を使用しました。
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クラウンの着脱方向を決定します。
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対合関係のチェックを行います。
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最後にブロックに入ることを確認して、削り出しを行います。
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最終的に、グレーズ、ステインをして完成となり、口腔内に装着されました。