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チタンベースを用いたインプラントアバットメントおよび上部構造の製作(3)

その他

今回はセレックのプレミアムソフトによる45と47に2本のインプラントを埋入した3歯欠損症例のアバットメントおよび上部構造(ブリッジ)の製作についてお話しします。
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47はかなりP₄にもかかわらず抜歯しなかったため、歯槽骨が失われ、下歯槽神経までの距離が短く、48の位置に傾斜埋入されています。
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そのため、45と47のアバットメントの平行性がとれるかどうか心配したのですが、どうにかカスタムメイドのアバットメントを作ることができそうです。
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アバットメントのパラメーターとして、歯肉深度、歯肉への圧力、ショルダー幅、テレスコープの角度などが調整できます。ブロックはSironaのinCoris ZI meso Lで作成しました。
I-0001-0103.jpg
写真のようにカスタムメイドのアバットメントが製作できました。次にブリッジの製作を行います。
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ブリッジは強度を考慮して、SironaのIncoris TZI C medi Sのセメント合着タイプを製作することとしました。アバットメントと上部構造の三次元的位置関係をモニターから確認します。
DSC06467.JPG
ブリッジの3歯の近遠心的バランスを修正します。
DSC06468.JPG
さらに、対合関係のチェックを行います。
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最後にブリッジがブロックに入ることを確認して、削り出しを行います。
DSC06431.JPG
ブロックを削り出し、シンタリングを行い、模型に装着した状態です。
DSC06438.JPG
最後に、グレーズとステインを行い、完成となります。