シャブリ・ワイン は、フランスワインの1つで、基本的にシャルドネ種の葡萄から作られます。
シャブリ地区は、キンメリジャンとよばれる石灰岩を主体にした、ミネラル分が豊富な土壌であるため、シャルドネ種の栽培に適していました。
辛口でミネラルに由来するヴァニラやピーナッツのような優れた香りを持ち、人気が高く辛口白ワインの代名詞的な存在でした。
シャブリには4つの等級があります。
シャブリ・グラン・クリュ ; 特級、これは1ヘクタールあたり4,500リットルという生産量の制限が課せられているそうです。
シャブリ・プルミエ・クリュ ; 1級、シャブリ、プティ・シャブリ; シャルドネ種だけでなく、アリゴテ種などを使用してもよいことになっています。
生牡蠣に合うワインは特級や1級よりもシャブリだそうです。
起源として語られるのは9世紀中ごろからで、この時期よりトゥールのサン=マルタン修道院がシャブリにワイン作りのために持っていた畑を、12世紀初頭の1118年にポンティニー修道院が借り受けたそうです。
賃料をワインで払う契約だったので、大々的に葡萄を栽培することになり、これが成功をおさめということです。このことから、シャブリの元祖はポンティニー修道院とされています。
旅情報 その.26シャブリ・ワイン
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- 2016年2月7日