古代ローマ帝国時代に建設された巨大な円形競技場コロッセオは、英語「コロシアム」の語源でもあり、世界的にも有名なローマの古代遺跡のひとつです。
ローマ市内の古代歴史地区に、今もしっかりと現存しています。
長い年月の中で多少の損傷を受けつつも、やはりそのスケールは圧倒的です。
堅強で巨大な外壁を見上げるだけで、2000年もの時を越え、古代ローマ帝国時代の繁栄がまざまざと伝わってくるようです。
創建は、西暦80年頃。日本では弥生時代です。ローマ皇帝ヴェスパシアヌスが計画・着工し、息子ティトス皇帝の時代に完成しました。
外周527メートル、高さ46.5メートルもの巨大競技場ですが、製作期間はなんと8年。
造った目的には、「市民を熱狂させ、政治から目をそらすためだった」などとも言われますが、その着想、製作期間、そして内部構造は、ダイナミックかつ驚異的です。
旅情報 その16.コロッセオ
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- 2015年12月7日