ウェストミンスター寺院はイギリス中世の大規模なゴシック建築です。
11世紀にエドワード懺悔王が建設し、1066年以降、英国国王の戴冠式が行われています。
1245年にヘンリー3世がフランスの建築家を招き、フランスのゴシック建築にならって改装を始めました。
14世紀末までにおおよそ完成しましたが、墓所の増築や西側正面部分、塔など20世紀に至るまで長期間にわたり、時代によってさまざまな様式で増改築されているそうです。
建物内には息を呑む美しさの煌びやかな祭壇、高いアーチ型の天井と大きなステンドグラス、神聖さを思わせる讃美席の他、1000年以上前から英国史上多くの著名な歴史人が埋葬され、故人を偲ぶ記念碑が建てられています。
エリザベス女王2世の戴冠式、またダイアナ妃の葬儀がテレビでも世界中に中継されたことで、一躍有名になった寺院です。
ウェストミンスター寺院は写真撮影が禁止されています。また、日本語の音声ガイドで内覧しました。
上の2枚のウェストミンスター寺院は北側のファサードです。
ここが入り口で、入場者が並んでいます。
この写真の右側はウェストミンスター寺院の西側ファサードになります。
ここが通常の出口です。
修繕中の回廊です。この部分は撮影が許可されていました。
もう一つある団体用の南側出口付近です。
上の2枚はウェストミンスター・スクールで、1560年に創設されたイギリスのパブリックスクールで、多くの有名人を輩出しており、ウェストミンスター寺院の南側に位置する男女共学校だそうです。
旅情報 その141. ウェストミンスター寺院
趣味(旅とゴルフ)
- 2018年1月15日