1956年、オペラハウス建築のため実施された国際デザインコンペにおいて選ばれたのが、当時38歳の若手建築家だったウッツォンでした。
彼の作品が推定建設費が最も安く、予期工期も3年ほどと考えられたことが、決め手のひとつとなったのもひとつだそうです。
しかし、1959年に始まった建設工事は想像以上に難航し、建設費用も当初の予算を大幅に超えたそうです。
工事は遅れ、政府と折り合いがつかなくなったウッツォンはデンマークへ帰国してしまいます。
そのあとを3人のオーストラリア建築家チームが引継ぎ、着工から14年経た1973年に完成しました。
エリザベス女王臨席のもと落成式が行われたそうですが、ウッツォンは招待を辞し、その後一度もオーストラリアを訪れてはいないそうです。
スウェーデンから運ばれた105万6000枚もの白いタイルが貼り巡らされたその外観は印象的です。
内部にはオペラシアター、コンサートホールなど大小4つの劇場と5つのリハーサルスタジオ、それにレストランやバーなどがありますと、日本語ガイドツアーでは日本語で液晶テレビで解説されます。
日本語ガイドツアーの開始です。
ロビーと思われる場所で、先ほどの日本語ガイドが液晶テレビで放映されます。
柱と天井の骨組みが大変きれいです。
階段を登っていきます。
階段を登った場所も外の景色がきれいで、結婚式も行われるそうです。
旅情報 その253.シドニーオペラハウス(2)
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- 2019年5月28日