ピサの斜塔は、イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオーモ広場」を構成する観光スポットです。
高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられています。
初ピサの斜塔の高さは100m以上になる計画でしたが、3層まで工事が進んだ1185年から南に傾きはじめ、工事は中断されてしまいました。
地盤が軟弱で、塔の重さで傾きはじめたと言われています。
1275年頃から工事は再開されましたが、傾斜は急速に増しました。それに対する対策として上層階の中心側をずらしながら建設が続き、14世紀半ば、計画の半分の約55m、8層構造の鐘楼が完成しました。
鐘楼の内部は空洞になっていて、直径17mの円筒の中に294段のらせん階段が頂上まで続いています。
建物の外側は回廊となっており、円柱とアーチがめぐらされていますが、建物が傾斜しているためらせん状に見え、それが塔の美しさをいっそう強調しています。
バスを降りて少し歩きます。
そうすると、城塞が見えてきます。
入り口です。
入り口から、洗礼堂、ドゥオーモ、斜塔の順で並んでいます。
ドゥオーモです。
斜塔です。
斜塔の入り口です。
大変美しいドゥオーモ広場です。
旅情報 その109. ピサの斜塔
趣味(旅とゴルフ)
- 2017年7月1日